MicroStrategy ONE

関係がサポート対象であるデータセットを使用する

HyperIntelligence データセットを実際に作成するためには、データのアトリビュートに1 対 1 の関係または多対 1 の関係がなければなりません。

A   1 対 1 のリレーションシップ親アトリビュートの各エレメントは、子アトリビュートの 1 つのエレメントにのみ対応し、各子アトリビュートは、親アトリビュートの 1 つのエレメントにのみ対応します。1 対 1 関係の典型的な例として、市民と納税者 ID の関係があります。一人の市民が保有できる納税者 ID は 1 つだけで、1 つの納税者 ID は一人の市民だけに割り当てられます。

多対 1 の関係:親アトリビュートのエレメントがそれぞれ、子アトリビュートの 1 つのエレメントだけに対応する一方、子アトリビュートはそれぞれ、親アトリビュートの 1 つ以上のエレメントに対応する、という関係です。多対 1 関係は 1 対多関係と同種の関係を、異なる視点から定義したものです。たとえば、前述したように年と四半期との間には 1 対多関係がありますが、これは四半期と年との間で多対 1 関係があることを意味します。

  1. Workstation で、インポートするデータを選択し、[データを準備] をクリックします。
  2. 変更するテーブルの隣にあるドロップダウン矢印をクリックし、[関係を定義] を選択します。
  3. [新規追加] をクリックし、新しい関係で、[親アトリビュート] ドロップダウン リストから親アトリビュートを選択します。

    親アトリビュートは子よりも高いレベルにあります。

  4. [子アトリビュート] ドロップダウンから子アトリビュートを選択します。
  5. [関係] ドロップダウンから、関係のタイプを選択します。デフォルトにより、関係タイプは 1 対多として定義されます。
  6. [保存] をクリックします。