Version 2021
計算されたメンバーにユーザー定義の計算順や書式を設定
階層レポートで、計算されたメンバーの計算順や書式設定を変更するには:
- グリッドのエレメントを右クリックして、[計算されたメンバー] を選択します。
- [パススルー オプション] をクリックします。
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MDX ソースに応じて次のオプションを設定します:
Microsoft Analysis Services の場合:
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[計算順]: 計算されたメンバーを、実際に解いていく順序です。計算されたメンバーが、他の計算されたメンバーを参照する、という場合、この指定によって違いが生じます。
- デフォルト値: 0
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可能な値: -8181 ~ 65535 の任意の整数。
0 または正の値のみ使うよう推奨します。負の値のいくつかは、システムが予約しています。
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[スコープの分離]: キューブに対する計算よりも、セッションまたはクエリをスコープとする計算されたメンバーを先に実行する場合に指定します。集計関数や VisualTotals 関数は適用できません。
- デフォルト値: NULL
- 可能な値: CUBE
- [書式文字列]: Microsoft Office 形式の書式文字列で、クライアント アプリケーションが、セル値を表示する際に使います。この設定について詳しくは、ここをクリックして参照してください。
Oracle Essbase の場合:
- [計算順]: メンバーの計算順序を指定できます。
- デフォルト値: 0
- 可能な値: 0 ~ 127 の任意の整数。
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