Version 2021
大量データを取得するため Teradata Parallel Transporter を有効化するには
Teradata データベースの大量のデータを MicroStrategy に統合する場合、Teradata の Parallel Transporter 機能を利用することができます。Teradata Parallel Transporter を有効化すると、大量データ (通常 0.5 ギガバイト以上) を取得する時のパフォーマンスを向上させることができます。これは、インテリジェント キューブの公開時に MicroStrategy で最も一般的に発生する状況です。
デフォルトでは、すべてのデータを取得する場合 Teradata Parallel Transporter ではなく ODBC が使用されます。これは、少量のデータまたは中程度のデータを返し、高度な SQL クエリを実行するのに最良の方法です。
Teradata データベースへの直接 (DSNLess) データベース接続が利用可能であること。
Teradata Tools and Utilities 15.0.x パッケージが MicroStrategy Intelligence Server マシンにインストールされていることを確認する必要があります。これらのリソースは Teradata から入手できます。
データベース接続を変更するには、[データベース インスタンスおよび接続の作成/編集] および [データベース ログインの作成/編集] の権限を保持している必要があります。
Teradata Parallel Transporter を有効化するには
- いずれかのページで、[作成] > [外部データにアクセス] > [データベース] の順にクリックします。
- 以下のいずれかを選択します。
- データのインポート元として 1 つまたは複数のテーブルを選択するには、[テーブルを選択] を選択します。
- グラフィカル インターフェイスを使用して、データのインポートに使用する SQL クエリを作成するには、[クエリを作成] を選択します。
- データをインポートするためのクエリを手動で入力する、または貼り付けるには、[クエリを入力] を選択します。
- Teradata データベースのデータベース接続にカーソルを合わせて、矢印アイコン > [編集] をクリックします。
- [Teradata Parallel Transporter を使用] チェックボックスを選択します。また、下記の情報を提供する必要があります。
- TD TDP ID: Teradata データ ソースが存在するコンピューターの名前または IP アドレス。
- TD Max Sessions: クエリを並列で処理する場合に、Teradata データベースにログオンするために使用できるセッションの最大数。デフォルトでは、アクセス処理モジュール (AMP) 当たり 1 つのセッションが使用されます。これは、サポートできるセッションの最大数でもあります。利用可能な AMP の数よりも少ないセッションを許可する値を入力します。
- TD Min Sessions: エクスポート ドライバ ジョブがそのプロセスを完了するために必要なセッションの最小数。デフォルトは 1 セッションです。この値は TD Max Sessions の値よりも小さくする必要があります。
- TD Max Instances: 使用可能なスレッドの最大数。このオプションは、ドライバが複数のスレッドを可能にするマスターとスレーブの環境として構成されている場合に定義することができます。1 つのスレッドには 1 つまたは複数のセッションを含めることができるので、この値は TPT Max Sessions の値以下にする必要があります。
- その他のパラメータ: 接続に適用されるその他の Teradata パラメータ。次の構文でパラメータを指定します。
- [OK]をクリックします。
パラメーター1=値1;パラメーター2=値2;パラメーター3=値3;
複数のパラメーターを提供するには、それぞれのパラメーターと値の定義をセミコロン (;) で区切ります。
