Version 2021
グラフ ビジュアリゼーションで傾向線を表示するには
各メトリックに対して、または特定のメトリックにのみグラフ ビジュアリゼーション を表示することができます。傾向線は、データの傾向を表します。既存データを超えて傾向線を延長して、未来の値を予測できます。
傾向線は、グラフに 2 つ以上のメトリック系列が表示されている積み上げグラフやクラスター グラフ、およびパーセント グラフでは使用できません。少なくとも 1 つの軸に、数値が含まれている必要があります。
- 変更したいグラフ ビジュアリゼーションをクリックします。
- 傾向線の基準として使用する数値軸を右クリックします。軸に 2 つ以上の数値が含まれている場合は、メトリック名を選択します。次に、[傾向線を有効化] を選択します。
- 傾向線を有効化した後は、編集できます。傾向線を右クリックし、[書式設定] を選択します。
- [線] の最初のドロップダウンから、線のタイプを選択します。次に、2 番目のドロップダウンから線の色を選択します。
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こちらをクリックすると、[モデル] ドロップダウンから選択できる傾向線のタイプを確認できます。
[最適]: データに最適な傾向線を表示します。これは、最高の R-2 乗値を持つ傾向線です。
[線形]: 単純な線形のデータ セットと一緒に使用される最適な直線である線形傾向線を表示します。データ ポイントのパターンが線のようであれば、データは線形であるといえます。線形傾向線は、一定の比率で増減するデータを表しています。
[対数近似]: データの変化率が急上昇または急減少してから、横ばいになる場合に最も役に立つ最適曲線である、対数近似傾向線を表示します。このオプションは、グラフの値が正の値の場合に使用できます。
[指数]: データの値が急速に高い比率で増減する場合に最も役立つ曲線である、指数傾向線を表示します。
[累乗]: 特定の比率で増加する単位と比較するデータ セットとの使用に最適な曲線である、累乗傾向線を表示します。
[多項式近似]: データの変動が大きい場合に使用される曲線である、多項式近似傾向線を表示します。この傾向線を使用すると、大量のデータ セットにおける損益を分析できます。次に、[次数] ドロップダウンから、多項式の次数を選択します。データの上向きまたは下向き変動数は、多項式近似の次数に相当します。データ ポイントのパターンが山と谷のような形であれば、データは変動します。2 つの次数を持つ多項式の傾向線は 1 つの山または谷を含み、次数が 3 つの場合は最大 2 つの山または谷を表します。
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[レベル] ドロップダウンのオプションを使用して、ビジュアリゼーション内の各グラフ間で、1 本の傾向線を表示する、または各行、各列、または個々のグラフ間で同じ傾向線を使用します。
[レベル] オプションを利用できるかどうかは、グラフのレイアウトによって異なります。[1 セルあたり]: ビジュアリゼーション内の各グラフに対して個別の傾向線を表示します。
[1 行あたり]: ビジュアリゼーション内の各グラフの行に対して個別の傾向線を表示します。
[1 列あたり]: ビジュアリゼーション内の各グラフの列に対して個別の傾向線を表示します。
[テーブル全体]: それぞれのグラフで同じ傾向線を共有できるようになります。
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[エディター] パネルの [区切り] 領域の各アトリビュートに対して個別の傾向線が表示されます。各アトリビュートに 1 本の線を表示するには、[区切りアトリビュートを含める] チェックボックスをクリアします。
[区切りアトリビュートを含める] チェック ボックスは、散布図またはバブル以外のグラフで、1 つの軸にのみメトリックがあるグラフの場合に使用できます。
- [予測を有効化] チェックボックスを選択し、グラフの開始ポイントまたは終了ポイントの前にデータを表示する期間数を [前] および [後] に入力します。
- グラフが時間ベースのアトリビュート (週、月、四半期、年、および 10 年など) を使用している場合は、[季節] ドロップダウンから期間を選択します。
- [予測] ドロップダウンから傾向線を表示するメトリックを選択します。
- ポップアップ ダイアログで、[予測を有効化] チェックボックスを選択します。
- [最小] フィールドに、傾向線を表示するための最小値を入力します。この値は、データで使用可能な最小値よりも小さい値である必要があります。
- [最大] フィールドに、傾向線を表示するための最大値を入力します。この値は、データで使用可能な最大値よりも大きい値である必要があります。
- [OK] をクリックします。