Version 2021

OLAP (MDX キューブ) ソースへのデータ ソース接続を作成するには

Workstation から移動した場合は、ここをクリックしてヘルプを参照してください。

MDX キューブ ソースからデータをインポートするときは、MicroStrategy とデータ ソースとの接続を確立する必要があります。接続を確立するには、MDX 接続を作成します。これにより、Web がデータ ソースからデータを取得できるようになります。

MDX キューブ ソースには、Microsoft Analysis Services、Cognos TM1、SAP BW、Essbase、SAP HANA、Kyvos、および Kyligence があります。

Microsoft Analysis Services または Kyvos を使用している場合は、MicroStrategy 製品および MicroStrategy MDX Cube Provider をインストールしたコンピューターに、Microsoft Analysis Services OLEDB Provider をインストールします。インストールするバージョンは、使用しているオペレーティング システムのアーキテクチャによって異なります。

  • 32 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、32 ビットの Microsoft Analysis Services OLEDB Provider をインストールします。
  • 64 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、64 ビットの Microsoft Analysis Services OLEDB Provider をインストールします。

Microsoft Analysis Services OLEDB Provider をインストールする方法は、サードパーティの Microsoft Analysis Services の ドキュメンテーションを参照してください。

Cognos TM1 を使用している場合は、MicroStrategy 製品および MicroStrategy MDX Cube Provider をインストールしたコンピューターに、TM1 OLEDB Provider をインストールします。インストールするバージョンは、使用しているオペレーティング システムのアーキテクチャによって異なります。

  • 32 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、32 ビットの TM1 OLEDB Provider をインストールします。
  • 64 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、64 ビットの TM1 OLEDB Provider をインストールします。

TM1 OLEDB Provider をインストールする方法は、サードパーティの TM1 の ドキュメンテーションを参照してください。

SAP BW を使用している場合は、3.x SAP Java Connector ファイルをインストールします。これらのファイルをインストールする場所については、MDX Cube Reporting Help を参照してください。SAP Java Connector ファイルをダウンロードするには、SAP サービス マーケットプレイスの有効なログイン情報が必要です。インストールするバージョンは、使用しているオペレーティング システムのアーキテクチャによって異なります。

  • 32 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、32 ビット バージョンの 3.x Java Connector をダウンロードしてインストールする必要があります。
  • 64 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、64 ビット バージョンの 3.x Java Connector をダウンロードしてインストールする必要があります。

Essbase を使用している場合:

  • MicroStrategy 製品および MicroStrategy MDX Cube Provider をインストールしたコンピューターに、Essbase C API を含む Essbase クライアントをインストールします。インストールするバージョンは、使用しているオペレーティング システムのアーキテクチャによって異なります。
    • 32 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、32 ビットの Essbase クライアントをインストールします。
    • 64 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、64 ビットの Essbase クライアントをインストールします。
  • Essbase クライアント ライブラリをインストールする方法は、サードパーティの Oracle の ドキュメンテーションを参照してください。
  • アプリケーション サーバー コンピューターに Oracle Essbase Provider Services をインストールして、サービス コンソールを使用して Oracle Essbase サーバーにアクセスできることを確認します。インストール手順については、ご使用のサードパーティのドキュメンテーションを参照してください。

SAP HANA を使用している場合は、MicroStrategy 製品および MicroStrategy MDX Cube Provider をインストールしたコンピューターに、SAP HANA クライアントをインストールします。SAP HANA クライアント ファイルをダウンロードするには、SAP サービス マーケットプレイスの有効なログイン情報が必要です。インストールするバージョンは、使用しているオペレーティング システムのアーキテクチャによって異なります。

  • Windows 64 ビットのオペレーティング システムにインストールする場合は、Windows 64 ビット バージョンの SAP HANA クライアントをダウンロードしてインストールする必要があります。

SAP HANA クライアント ライブラリをインストールする方法は、サードパーティの SAP ドキュメンテーションを参照してください。

Kyligence 使用時の制限は、KB485155 を参照してください。

MDX キューブ ソースに新しいデータベース接続を作成するには

  1. [OLAP] をクリックします。
  2. [MDX 接続] ペインで、[追加] をクリックします。データ ソース ダイアログが読み込まれます。
  3. [データベース] ドロップダウンで、SAP または Microsoft Analysis Services など、接続するデータベースのタイプを選択します。
  4. [バージョン] ドロップダウンで、接続するデータベースのバージョンを選択します。
  5. 次の手順をすべて実行します。

    • Microsoft Analysis Services を使用している場合:

      1. [Uniform Resource Locator] に、HTTP アクセスできるように構成された XMLA プロバイダーの URL を入力します。次にその例を示します。http://fully-qualified-machinename/MicroStrategyMDX/MicroStrategyMDX.asmx.
      2. fully-qualified-machinename は通常、machine.domain.company.com という形です。また、fully-qualified-machinename のような IP アドレスを使用することもできます。URL では大文字と小文字は区別されません。
      3. [データ ソース情報] に、Microsoft Analysis Services サーバーが実行されているコンピューターの完全修飾コンピューター名または IP アドレスを入力します。
      4. MicroStrategy 内で操作するキューブを含む分析サーバーを表示するには、[カタログ] で、Microsoft の SQL Server Management Studio を使用します。そのキューブを含むデータベースが、カタログになります。

        接続文字列内に LocaleIdentifier パラメーターを設定することによって、クエリとクエリ結果に使用される言語を指定することができます。[データ ソース] ダイアログ ボックスで [接続文字列を編集] チェックボックスを選択して、データベース接続文字列にパラメーターと定義を追加します。LocaleIdentifier=-1 を指定すると、ランタイムで、LocaleIdentifier 値が、クエリを実行しているユーザーのデフォルトの言語設定によって置き換えられます。動的なロケールを指定することで、管理者は 1 つの MicroStrategy 接続のみでローカライズされた MSAS キューブをサポートできます。デフォルトの言語設定の設定方法の詳細は、「Web の言語、時刻、日付、測定単位の指定」を参照してください。

    • Essbase を使用している場合は、以下の手順を実行します。

      1. [Uniform Resource Locator] に、HTTP アクセスできるように構成されたプロバイダーの URL を入力します。次にその例を示します。http://fully-qualified-machinename/MicroStrategyMDX/MicroStrategyMDX.asmx.
      2. fully-qualified-machinename は通常、machine.domain.company.com という形です。また、fully-qualified-machinename のような IP アドレスを使用することもできます。Oracle Essbase の場合、URL は通常、大文字と小文字を区別します。
      3. [ホスト名] に、次の構文を使用して、DataSourceInfo (DSI) 値を入力します。

        Provider=Essbase;Data Source=<machine name>

      4. [カタログ] で、MicroStrategy と接続するデータベースを含む Oracle Essbase アプリケーションを使用します。アプリケーションおよびデータベースを表示するには、Essbase Administration Console を使用します。
    • SAP HANA を使用している場合は、以下の手順を実行します。
      1. [Uniform Resource Locator] に、HTTP アクセスできるように構成されたプロバイダーの URL を入力します。次にその例を示します。http://fully-qualified-machinename/MicroStrategyMDX/MicroStrategyMDX.asmx.

        fully-qualified-machinename は通常、machine.domain.company.com という形です。また、fully-qualified-machinename のような IP アドレスを使用することもできます。URL では大文字と小文字は区別されません。

      2. [ホスト名] に、DataSourceInfo (DSI) 値を入力します。
      3. [データ ソース情報] に、SAP HANA サーバーが実行されているコンピューターの完全修飾コンピューター名または IP アドレスを入力します。
      4. [カタログ] は、SAP HANA サーバー構成の名前を表します。
      5. [言語] に、SAP アドミニストレーターによって提供された言語コードを入力します。たとえば、EN が英語の言語コードです。
      6. [データベース モード] のドロップダウンを使用して、シングル データベース、マルチモード システム データベース、またはマルチモード ユーザー データベースを選択します。
    • Kyvos を使用している場合は、以下の手順を実行します。

      1. [Uniform Resource Locator] に、HTTPS アクセス用に構成された Cube Provider の URL を入力します。例: http://fully-qualified-machinename/MicroStrategyMDX/MicroStrategyMDX.asmx.

      2. [データ ソース情報] で、環境にリンクされた URL を入力します。次にその例を示します。http://start.trial.kyvosinsights.com/kyvos/xmlaKyvos

      3. [カタログ] で、Web ブラウザーを使用して、MicroStrategy で作業するキューブが含まれる Kyvos サーバーに接続します。そのキューブを含むデータベースが、カタログになります。

    • Kyligence を使用している場合は、以下の手順を実行します。

      1. [Uniform Resource Locator] に、HTTPS アクセス用に構成された Cube Provider の URL を入力します。次にその例を示します。http://fully-qualified-machinename/MicroStrategyMDX/MicroStrategyMDX.asmx

      2. [データ ソース情報] で、環境にリンクされた URL を入力します。次にその例を示します。http://lb-kc-mdx4mstr-1234567890.us-west-2.elb.amazonaws.com:9099/mdx/xmla/AdventureWorks

      3. [カタログ] で、Web ブラウザーを使用して、MicroStrategy で作業するキューブが含まれる Kyligence サーバーに接続します。そのキューブを含むデータベースが、カタログになります。

  6. ユーザー名およびパスワードを指定して、データベースに接続します。
  7. [データ ソース名] に、データベース接続の名前を入力します。
  8. [OK] をクリックします。

データ ソースへの接続を作成したら、データ ソースからデータをインポートできます。