アップグレード テスト環境の構成
使用中環境には、セキュリティ要件、パフォーマンス要件、VLDB 設定など、複数の固有の変数が含まれます。これらの変数がアップグレード プロセスとどのようにやり取りするかを完全に予測することはできませんしたがってテスト環境を作成し、最初に環境をアップグレードしてから、アップグレードされたインストールを徹底的にテストすることを推奨します。テストが完了した後、運用環境をアップグレードします。こうすることで、運用環境のアップグレードを順調に進め、予想外の問題には追加のダウンタイムを必要としないようにします。
アップグレード済み環境のテストに関する詳細は、アップグレード結果の検証を参照してください。
テスト環境を作成したくない場合は、レポートとドキュメントの Integrity Manager 整合性テスト ベースラインを作成し、保存することを推奨します。アップグレードは任意のレポート結果が変更されていないように、アップグレードの完了後にそのベースラインと照らし合わせて完全性テストを実行できます。完全性テストの実行のための Integrity Manager の使用方法の詳細は、の「Integrity Manager」の章を参照してください。